
ハスキーを飼い始めて3年目の夏、僕はようやく散歩が楽しいと思えるようになった。
最初の頃は本当に大変だった。引っ張られて転びそうになるし、他の犬に吠えるし、立ち止まって動かなくなることもしょっちゅう。散歩というより格闘技に近かった気がする。ネットで「ハスキー 散歩 コツ」って検索しまくって、リーダーウォークがどうとか、アイコンタクトが大事だとか、そういう情報ばかり読んでた。でも全然うまくいかなくて、正直もう散歩の時間が憂鬱で仕方なかった。何が楽しいんだろうって思ってた。
転機が訪れたのは去年の秋口、たぶん10月の終わり頃だったと思う。いつもの河川敷を歩いていたら、うちのハスキー(名前はレオ)が急に立ち止まって、風の匂いを嗅ぎ始めた。僕はいつもなら「ほら、行くよ」って引っ張ってたんだけど、その日はなんとなく疲れてて、もういいやって思ってレオの好きにさせてみた。そしたらレオ、めちゃくちゃ嬉しそうな顔で風に鼻を向けて、耳をピクピク動かして、尻尾まで揺らしてる。
その時ふと思ったんだよね。僕、散歩を「させてる」つもりだったんだって。
訓練とか、しつけとか、正しい散歩の方法とか、そういうのばかり気にしすぎてた。リードを短く持って、自分の横を歩かせることが正解だと思い込んでた。でもレオにとって散歩って、外の世界を感じる時間なんだよね。当たり前のことなんだけど、全然わかってなかった。人間だって、誰かに「まっすぐ前だけ見て、寄り道せず歩け」って言われたら、散歩なんて楽しくないじゃん。
それからは散歩のルールを変えた。危険なことや迷惑になること以外は、基本的にレオの行きたい方向に付き合うようにした。匂いを嗅ぎたそうにしてたら止まって待つ。立ち止まって空を見上げてたら、僕も一緒に見上げてみる。そうしたら不思議なことに、レオの方から僕の顔を見るようになった。「次、どっち行く?」みたいな感じで。引っ張ることも減ったし、他の犬とすれ違う時も落ち着いてられるようになった。
ちなみに僕、この前スーパーで「ドッグウォーカープロ」っていう高級リード買っちゃったんだけど、結局使ってない。機能とか道具とかじゃないんだよね、たぶん。
早朝の散歩が特に好きになった。朝6時くらいの、まだ人が少ない時間帯。空気が冷たくて、アスファルトが少し湿ってる感じ。レオは朝の匂いが好きみたいで、鼻をクンクン鳴らしながら、いつもより軽快に歩く。僕も仕事のことを考えずに済むから、頭が空っぽになれる。犬の散歩って、実は飼い主のための時間でもあるんだなって最近思う。
楽しい散歩のコツって、結局「一緒に楽しむ」ってことなんだと思う。犬に散歩させてあげるんじゃなくて、犬と散歩する。主導権を握ろうとするんじゃなくて、対等なパートナーとして歩く。そうすると犬も安心するのか、自然と飼い主のことを気にかけてくれるようになる。信頼関係ってこういうことなのかもしれない。
もちろん最低限のしつけは必要だよ。急に道路に飛び出したら危ないし、他の人に迷惑かけるわけにもいかない。でもそれ以外の部分では、犬の気持ちを尊重してあげたほうが、結果的にお互いストレスが減る。ハスキーって特に頑固だから、無理やり言うこと聞かせようとすると余計に抵抗するんだよね。
今では散歩の時間が一日で一番好きな時間になった。レオがドアの前で待ってる姿を見ると、こっちまでワクワクしてくる。どこに行こうか、今日はどんな発見があるかなって。
完璧な散歩なんて目指さなくていい。犬も人も、ただ一緒に歩けばそれでいいんじゃないかな…って、最近は思ってる。
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