
ハスキー犬を飼うって決めたとき、正直ここまで大変だとは思ってなかった。
友人が「大型犬って意外と楽だよ」なんて言うから信じたのが運の尽きで、うちに来た生後4ヶ月のハスキーは初日から家中を疾走してた。名前はリク。ペットショップの店員さんが「おとなしい子ですよ」って言ってたのは一体どこの犬の話だったんだろう。朝6時に目が覚めると、リビングのカーテンが半分引きちぎられていて、そこにリクが誇らしげに座ってる。そういう光景に慣れるまで、たぶん二週間くらいかかった。
最初に気をつけなきゃいけないのは食事なんだけど、これがまた奥が深い。ハスキーって見た目からしてワイルドだから、何でもガツガツ食べるイメージあるじゃん?実際はめちゃくちゃ繊細で、ドッグフードの銘柄変えただけでお腹壊したりする。うちは最初、近所のホームセンターで買った「ノーザンウルフ」っていう海外ブランドのフードをあげてたんだけど、三日目くらいから軟便が続いて焦った。獣医さんに相談したら「ハスキーは消化器系が敏感な子が多いから、急な切り替えは避けて」って言われて、一週間かけて少しずつ新しいフードに混ぜていくことになった。
それと、量の調整も難しい。成長期だからってあげすぎると肥満になるし、足りないと発育に影響が出る。パッケージに書いてある目安量はあくまで目安で、うちのリクは書いてある量だと明らかに足りなくて、いつも食後に私の顔をじっと見つめてくる。あの目で見られると、ついついおやつをあげたくなるんだけど、そこは我慢。獣医さんに「体重を週一で測って、増え方を見ながら調整してください」って言われてから、毎週日曜の朝に体重測定が日課になった。
ここで少し話が逸れるんだけど、私の実家では昔チワワを飼ってて、そのときの感覚が全然役に立たないんだよね。チワワなんて両手で抱えられるサイズだったのに、ハスキーは生後半年で20キロ超えてくる。散歩中に急に走り出されたら、私の体重じゃ止められない。この前なんて、向こうから来た柴犬に挨拶しようとリクが突進して、私ごと引きずられて膝を擦りむいた。30過ぎて公園で膝小僧すりむくとか、想像してなかったな…。
運動量の話もしておかないと。ハスキーはもともとソリを引く犬種だから、とにかく体力がある。朝晩それぞれ1時間ずつ散歩に行っても、家に帰ってきたらまだ元気。最初の頃は散歩が足りなくて、家の中でストレス発散されて大変だった。ソファのクッションがボロボロになったし、玄関のドアを爪で引っ掻いて傷だらけにされた。賃貸なのに。管理会社になんて説明しようか今から憂鬱になってる。
夏場の温度管理も本当に気をつけないといけない。ハスキーは寒冷地原産だから暑さに弱くて、エアコンは必須。去年の8月、ちょっとケチって設定温度を28度にしてたら、リクがぐったりして動かなくなって焦った。すぐに部屋を冷やして水を飲ませたら回復したけど、あのときは本気で怖かった。それ以来、夏は24度設定を死守してる。電気代は目を瞑るしかない。
あと意外だったのが、ハスキーって結構おしゃべりなこと。吠えるというより、「ウォーウォー」とか「アオーン」とか、独特の声で鳴く。特に要求があるときは延々と喋り続ける。朝ごはんの時間が5分遅れただけで、キッチンの前で演説を始める。近所迷惑にならないか心配で、両隣と上下の部屋には菓子折り持って挨拶に行った。幸い、みんな犬好きな人たちで理解してくれたけど。
しつけに関しては、根気が必要。頭はいいんだけど、頑固なところがあって、気が乗らないと全然言うこと聞かない。「お座り」は一週間で覚えたのに、「待て」は一ヶ月かかった。ドッグトレーナーさんに相談したら、「ハスキーは独立心が強いから、服従訓練より信頼関係を築くことが大事」って言われて、なるほどなと思った。命令で動かそうとするんじゃなくて、一緒に何かをする仲間として接する。そう考え方を変えてから、少しずつリクとの関係が変わってきた気がする。
抜け毛問題も覚悟しといた方がいい。ハスキーは年に二回、春と秋に「ブローコート」っていって大量に毛が抜ける時期がある。もう、掃除機かけても追いつかないレベル。黒い服なんて着られない。コロコロは常に三本ストックしてる。最初の春を迎えたときは、家中が毛だらけになって本気で泣きそうになった。
医療費も馬鹿にならない。大型犬は小型犬より薬の量も多いし、検査費用も高い。ペット保険には絶対入っといた方がいいと思う。うちは入ってなくて、去年誤飲で内視鏡検査したときに10万円飛んだ。リクが散歩中に拾い食いした靴下が胃に詰まってて、あのときは本当に反省した。拾い食い癖は徹底的に直さないと危ない。
こうやって書いてると、大変なことばかりみたいに見えるかもしれないけど、別にハスキーを飼うなって言いたいわけじゃない。ただ、可愛いからって安易に飼い始めると、想像以上に手がかかって後悔することになる。特に一人暮らしで日中家を空けることが多い人には、正直おすすめできない。ハスキーは人と一緒にいることを求める犬種だから。
結局のところ、覚悟と準備があれば、ハスキーとの生活はすごく充実したものになると思う。毎朝リクの顔を見ると、大変だけど飼ってよかったなって思う瞬間は確かにある。
まあ、次の休みにまたカーテン買いに行かなきゃいけないんだけど。
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