ハスキーと暮らし始めて三日目に床が傷だらけになった話

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ハスキーを飼うって決めたのは、たぶん勢いだったと思う。

友人が「オオカミみたいでかっこいいよね」って言ってたのを真に受けて、ペットショップで青い瞳に見つめられた瞬間、もう契約書にサインしてた。で、家に連れて帰ってから気づいたんだけど、この犬種、想像の三倍は大変だった。まず体力がおかしい。朝六時に散歩に行って、夕方また一時間歩いて、それでもまだ家の中を走り回ってる。リビングのフローリングを全力疾走するもんだから、爪の音がカツカツカツカツって響いて、階下の住人から苦情が来た。慌てて防音マット敷いたけど、今度はそのマットを噛みちぎって遊び始めるし。

食事に関しては、最初ブリーダーさんに言われた通りのドッグフードを与えてたんだけど、三週間くらいで飽きたらしく、ある日突然食べなくなった。

皿の前でじっと座って、こっちをじーっと見てくる。「これじゃないんだけど」って顔で。仕方なく別のブランドに変えたら、今度は食べ過ぎて吐いた。深夜二時にリビングで盛大に。掃除しながら「犬ってこんなに吐くの?」って調べたら、ハスキーは胃腸が敏感な個体も多いらしい。給餌量の調整、フードの切り替えは少しずつ、水は常に新鮮なものを、とか色々書いてあって、ああ、ちゃんと勉強してから飼うべきだったなって反省した。遅いけど。

そういえば中学の時、友達の家で飼ってたゴールデンレトリバーはすごく穏やかで、ずっと寝てた記憶がある。犬ってみんなあんな感じだと思ってたんだよね。ハスキーは違う。常に何かを企んでる目をしてる。

抜け毛も尋常じゃない。春先になると、部屋中が白い毛で覆われる。掃除機かけても、次の日にはまた積もってる。コロコロを三本常備してるけど、全然追いつかない。黒い服なんて着られない。外出前に必ず粘着テープで全身をペタペタやる儀式が始まる。美容院で「犬飼ってます?」って聞かれたときは、もうバレバレだったんだろうな。

気をつけなきゃいけないのは、暑さ。これが一番厄介かもしれない。夏場のエアコン代が恐ろしいことになる。室温は常に二十五度以下をキープしないと、すぐにバテる。一度、節約しようと思って二十八度設定にしたら、ぐったりして舌を出して荒い息をし始めて、慌てて冷房ガンガンにした。動物病院に電話したら「熱中症の一歩手前だったかもしれませんね」って言われて、背筋が凍った。北方犬種だから、日本の夏は地獄なんだろうな。

散歩の時間帯も考えなきゃいけない。真夏の昼間なんてアスファルトが焼けてて、肉球が火傷する。だから早朝五時とか、夜の九時以降とか、とにかく涼しい時間を選ぶ。でもハスキーって走りたがるから、ただ歩くだけじゃ満足しない。近所に「ドッグラン・ブルームーン」っていう施設ができて、そこに週二回通うようになった。他の飼い主さんと話すと、みんな同じような苦労してて、ちょっと安心する。

無駄吠えはそんなにしない犬種らしいけど、うちの子は遠吠えする。夜中に救急車のサイレンが聞こえると、それに合わせて「ウォーン」って。最初は面白かったけど、毎回だとさすがに近所迷惑だから、サイレンが聞こえたら即座におやつで気を逸らす作戦に出た。効果はまあまあ。

留守番も苦手。分離不安ってやつかもしれない。仕事で八時間家を空けたら、帰宅したときにクッションが三つ破壊されてた。中の綿が雪みたいに舞ってて、一瞬何が起きたのか理解できなかった。それ以来、出かけるときは必ずコングにおやつ詰めて、知育玩具も置いて、できるだけ退屈しないようにしてる。でも完璧な対策なんてないんだろうな。

結局、ハスキーと暮らすって、覚悟がいる。見た目のかっこよさだけで飼うと、絶対に後悔する。運動量、食事管理、温度管理、抜け毛、しつけ、全部が「普通の犬」の想定を超えてくる。

それでも、朝起きたときに隣で寝てる姿とか、散歩から帰ってきて玄関で尻尾振ってる姿とか見ると、まあ、悪くないかなって思う。思うだけだけど。
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