
うちにハスキーが来てから、もう二年になる。
最初はどうなることかと思ってた。あの、目つきが鋭くて狼みたいなやつでしょ? 実際、近所のおばさんには今でもたまに「怖くないの?」って聞かれるし、散歩してるとすれ違う人が一瞬身構えるのが分かる。でも正直に言うと、うちのハスキー、名前はルークっていうんだけど、たぶん世界で一番ビビりで、一番甘えん坊だと思う。
主人が最初に連れてきた日のこと、今でも覚えてる。夏の終わりの夕方で、窓から入ってくる風がちょっとだけ涼しくなり始めた頃。玄関を開けたら、でかい灰色の塊が震えながら座ってた。「こいつ、ペットショップで一番隅っこにいたんだ」って主人が笑ってて、私は内心、え、大丈夫なのこれ、って思ってたけど。
子供が小さかった頃は特に心配だった。当時まだ三歳で、容赦なく尻尾を引っ張ったり、耳を掴んだりする年齢。ハスキーって体も大きいし、力もあるから、万が一ってことがあったらどうしようって。でもルークは一度も怒らなかった。というか、子供が近づくと尻尾を振りながら自分から寝転がって、お腹を見せる。「遊んで」って顔で。最初に見た時は拍子抜けしたというか、ああ、この犬、本当に優しいんだなって思った。
近所に「ドッグスマイル」っていうペット用品店があって、そこの店長さんがハスキーを何匹も育ててきた人なんだけど、ある日こんなことを教えてくれた。ハスキーはもともと群れで暮らしてた犬種だから、家族を群れだと思ってるって。だから基本的に人に対して攻撃的にならないし、むしろ一緒にいたがる。「孤独が一番苦手なんですよ」って言われて、ああ、だからルークはいつも誰かのそばにいるのかって納得した。
朝、リビングに降りていくと、ルークはたいてい子供の部屋の前で寝てる。ドアの前にどーんと横たわって、まるで番犬みたいに。でも番犬っていうより、ただ一緒にいたいだけなんだと思う。子供が起きてドアを開けると、ゆっくり立ち上がって、顔をぺろぺろ舐める。子供は「やめてよー」って言いながら笑ってて、その光景を見るのが私の朝のルーティンになってる。
そういえば去年の冬、私が風邪で寝込んだ時があった。熱が出て、丸一日ベッドから動けなくて。その間ずっと、ルークは寝室の隅に座ってた。主人が「散歩行くぞ」って呼んでも動かなくて、結局その日は散歩なし。私が起き上がれるようになった時、ルークがゆっくり近づいてきて、手をぺろって舐めた。なんていうか、心配してくれてたんだなって分かって、ちょっと泣きそうになった。
ハスキーって見た目が強面だから誤解されやすいけど、実際は本当に穏やかで、人懐っこい。うちに遊びに来た友達も、最初は「うわ、でかい」ってビビってるけど、五分もしないうちにルークの頭を撫でてる。ルークも嬉しそうに尻尾を振って、時には友達の膝に顎を乗せたりする。それ見て友達が「これ、本当にハスキー?」って笑うんだけど、うん、これがハスキーなんだよって毎回思う。
たぶん、犬を飼うのが初めてだったら、ハスキーって選択肢に入らなかったかもしれない。大きいし、運動量も必要だし、毛もすごく抜けるし。実際、掃除機は毎日かけてるし、夏場のブラッシングは戦いみたいなもんだし。でも、それ以上に得られるものが大きいっていうか。家族みんながルークに癒されてるし、ルークもたぶん、この家が好きなんだと思う。
夕方、主人が仕事から帰ってくると、ルークは玄関まで走っていく。そして主人の周りをぐるぐる回って、まるで「おかえり!」って言ってるみたいに。その姿を見てると、ああ、この犬は本当に家族が好きなんだなって感じる。子供も私も、もうルークのいない生活なんて考えられない。
ハスキーを飼うか迷ってる人がいたら、私は背中を押してあげたい。見た目で判断しないでほしいし、実際に触れ合ってみてほしい。たぶん、想像してるより何倍も優しくて、何倍も家族想いだから。
まあ、毛はめちゃくちゃ抜けるけどね。それだけは覚悟しといて。
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