ハスキー犬が友人より先に疲れた日の話

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友人が三人、うちのハスキー犬が一匹。今日はそういう編成で公園に来ている。

朝の十時過ぎに集合したんだけど、最初の三十分くらいはみんなハスキーに夢中だった。「モフモフだね」「目が綺麗」「意外と人懐っこいんだね」って、まるでうちの犬が主役みたいな扱いで。私はというと、近くのベンチでコンビニコーヒー飲みながら「ああ、今日は楽できそうだな」なんて思ってた。犬の散歩って基本的に孤独な作業だから、誰かが一緒にいてくれるだけで気が楽になる。しかもハスキーは見た目が派手だから、勝手に話題の中心になってくれるし。

ただ、ハスキーって見た目のわりに持久力がないんだよね。

走るのは好きなんだけど、すぐバテる。友人の一人がフリスビーを持ってきてくれて、それを投げたら最初の五回くらいは全力ダッシュで追いかけてた。耳をぴんと立てて、尻尾を振りながら、砂埃を巻き上げて走る姿はたしかにかっこよかった。友人たちも「すごい!」「速い!」って盛り上がってたし、私もちょっと鼻が高かった。でも六回目くらいから明らかに動きが鈍くなって、十回目にはもうフリスビーを咥えたまま、その場に座り込んでしまった。舌を出して、ハァハァ言いながらこっちを見てくる。「もう無理」って顔してる。

そこからが長かった。

友人たちはまだ遊び足りない様子で、「じゃあ散歩しよう」「あっちに池があるらしいよ」「写真撮ろう」とか次々に提案してくる。私としては犬が疲れてるからそろそろ帰りたかったんだけど、せっかく来てくれたのに早々に解散するのも申し訳なくて。結局、ハスキーをリードで引きずるようにして(引きずるは言い過ぎだけど)、池のほうまで歩いていった。犬は完全にやる気を失っていて、ときどき立ち止まっては座り込もうとする。友人の一人が「ハスキーって雪国の犬だから暑いの苦手なんじゃない?」って言ってきて、たしかにそうかもしれないと思った。今日は五月の終わりで、気温は二十五度くらい。人間にはちょうどいいけど、毛皮を着た犬にはきついのかも。

池に着いたら、友人の一人が「ここ、前にデートで来たことある」って急に言い出した。

「その人とはどうなったの?」って誰かが聞いたら、「三ヶ月で別れた」って即答してて笑った。そういう話、どうでもいいけど妙に記憶に残るよね。池の周りにはベンチがいくつかあって、私たちはそこに座って缶ジュースを飲んだ。ハスキーは私の足元で完全に伸びきっていて、もう動く気配すらない。「こんなに大人しいんだね」って友人が言ったけど、違う、これは大人しいんじゃなくて単に疲れてるだけ。

写真を撮ろうってことになって、みんなでハスキーを囲んで自撮りした。犬は目を細めてて、まるで「早く帰りたい」って言ってるみたいな顔をしてる。それでも友人たちは「可愛い」「インスタに載せていい?」って盛り上がってた。私も一応笑顔を作ったけど、心の中では「この子、家に帰ったら爆睡するだろうな」って思ってた。

帰り道、ハスキーは完全にスローペースで歩いてた。友人たちは「また遊ぼうね」「次は涼しい時期がいいかもね」って言いながら駅に向かっていった。私は犬のリードを引きながら、「次はもうちょっと考えよう」って心の中で誓った。

家に着いたら、ハスキーは玄関でそのまま寝た。夕方まで起きなかった。友人たちからは「今日は楽しかった」ってLINEが来てたけど、犬の感想は聞けないままだった。
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