ハスキー犬と友人たちが来た日の、予想外すぎる一日

遊ぶ

ALT

玄関のチャイムが鳴った瞬間、あの低い唸り声が聞こえた。

友人のケンタが連れてきたハスキー犬、名前はブルーノっていうんだけど、こいつがもう想像の三倍くらいデカい。写真で見てたときは「かわいいね〜」なんて軽く返事してたんだけど、実物は完全に狼じゃん。いや、狼っていうか、もはや白と灰色の毛をまとった小型の熊? 玄関に立ってるケンタの横で、ブルーノは涼しい顔でハァハァ息してる。その息がまた、なんていうか生暖かくて、ちょっと獣臭い。

リビングに通したら、ブルーノは真っ先に俺のソファを占領した。あのソファ、去年ニトリで買ったばかりなのに。ケンタは「大丈夫大丈夫、おとなしいから」って笑ってるけど、お前の「大丈夫」ほど信用できない言葉はないんだよな。過去に何度騙されたか。

友人たちが次々に到着して、リビングは一気に賑やかになった。ユイが持ってきたポテチの袋を開ける音、タクヤがスマホで流してるプレイリストの音楽、それから窓の外から聞こえる午後三時くらいの、あの独特な静けさと生活音が混ざった空気感。春先の風が少しだけカーテンを揺らしてて、部屋の中は暖房を切ったばかりでちょうどいい温度。

ブルーノはソファの上で丸くなって、まるで最初からそこが自分の定位置だったみたいな顔をしている。

「この子、人見知りしないんだよね」ってケンタが言うけど、人見知りしないっていうか、もう完全に我が物顔じゃん。俺の部屋なんだけどな、一応。ユイがブルーノの頭を撫でようとしたら、ブルーノは目を細めて気持ちよさそうにしてる。ずるいよな、犬って。何しても許される感じ。俺が同じことしたら完全に不審者なのに。

タクヤが「犬飼ったことある?」って聞いてきたから、「小学生のとき、チワワ飼ってた」って答えたら、みんな笑った。チワワとハスキーじゃ、比較にならないって。確かにそうだけどさ。あのチワワ、名前はチロルっていうんだけど、めちゃくちゃ気が強くて、散歩中に大型犬に向かって吠えまくるタイプだった。飼い主に似るっていうけど、俺そんなに気強くないんだけどな…。

ブルーノが突然ソファから降りて、リビングをうろうろし始めた。鼻をクンクン鳴らしながら、床の匂いを嗅いでる。何を探してるのかわからないけど、すごく真剣な顔。犬の真剣な顔って、なんであんなに面白いんだろう。目がキラキラしてて、耳がピンと立ってて、尻尾が微妙に揺れてる。

「ブルーノ、こっちおいで」ってケンタが呼んだけど、完全に無視。犬って、飼い主の言うこと聞かないときあるよね。

キッチンに向かったブルーノは、冷蔵庫の前で座り込んだ。おい、まさか。冷蔵庫の中身を狙ってるのか? ケンタが慌てて「ダメだよブルーノ」って言いながら引っ張っていくんだけど、ブルーノは動かない。体重が重すぎて、ケンタ一人じゃ無理。タクヤが手伝って、ようやくリビングに連れ戻した。

そのあとはわりと平和だった。みんなでカードゲームしたり、YouTubeの動画見たり。ブルーノはまたソファに戻って、今度は完全に爆睡モード。いびきかいてる。犬のいびきって、意外と大きいんだな。

夕方になって、ユイが「散歩行く?」って提案した。ブルーノの耳がピクッと動いた。寝てたんじゃないのかよ。「散歩」って言葉に反応するあたり、やっぱり犬だな。近所の公園まで歩いて十分くらい。ブルーノはリードを引っ張りながら、すごい勢いで歩く。ケンタが「いつもこうなんだよ」って苦笑いしてるけど、大変だなぁ。

公園に着いたら、ブルーノは芝生の上を駆け回り始めた。

あの走り方、本当に狼みたい。耳を後ろに倒して、全速力で。見てるこっちまで楽しくなってくる。ユイが「写真撮ろう」ってスマホ構えてるけど、ブルーノ速すぎてブレブレ。タクヤは芝生に座り込んで、遠くから眺めてる。「犬っていいよな」ってタクヤが呟いた。うん、まぁ、いいかもね。

家に戻ったのは七時過ぎ。ブルーノは玄関でハァハァ言いながら、水をガブガブ飲んでる。みんな疲れたのか、ソファに座り込んで、誰も喋らない。静かな時間。窓の外はもう暗くなってて、街灯の光がカーテン越しに入ってくる。

ケンタが「そろそろ帰るわ」って言って、ブルーノにリードをつけた。ブルーノは名残惜しそうに、もう一度リビングを見回してから、玄関に向かった。バイバイ、ブルーノ。またね。

ドアが閉まって、急に静かになった部屋。ソファにはブルーノの毛がいっぱい残ってる。掃除しなきゃな、明日でいいか。
#ハスキー犬
#犬好きな人と繋がりたい
#わんこと遊ぶ
#友達と休日
#犬のいる暮らし
#ハスキーのいる生活
#犬とお出かけ
#もふもふ時間
#仲良しグループ
#癒しのひととき
#日刊ブログメーカー

コメント

タイトルとURLをコピーしました