ハスキー犬と暮らして初めて知った、図鑑に載ってない本当のこと

育てる

ALT

うちにハスキーが来たのは、確か梅雨明け直後の7月だった。

最初に驚いたのは、あの青い目。写真で見るのと実物は全然違う。朝日が差し込むリビングで、斜めから光が当たった瞬間の透明感というか、氷みたいな冷たさと温かさが同時に存在してる感じ。言葉にするとなんか安っぽくなるんだけど、本当にそうとしか言いようがなくて。ペットショップの店員さんが「オオカミに一番近い犬種なんですよ」って言ってたのを思い出す。確かに野性味はある。でも同時に、めちゃくちゃ人懐っこい。この矛盾した感じがハスキーなんだと思う。

体重は成犬で20キロから27キロくらい。中型犬に分類されることもあるけど、実際に抱っこしてみるとずっしり重い。筋肉質で、触ると硬い。毛はダブルコート構造で、下毛がびっしり詰まってる。これが夏場は地獄で、エアコンつけてても暑そうにハァハァしてる。冬は逆に元気すぎて困るくらい。雪が降った日なんて、庭に放したら2時間くらい帰ってこなかった。シベリア原産だから寒さには強いって聞いてたけど、ここまでとは。

鳴き声の話をしておきたい。

ハスキーは吠えない。正確には、吠えるんだけど普通の犬みたいな「ワンワン」じゃない。「アオーン」とか「ウォォォ」みたいな、遠吠えに近い声を出す。最初聞いたときは「え、壊れてる?」って本気で思った。近所の人からも「夜中に変な声がする」ってクレーム来たことある。説明するの大変だったな。

そういえば前に、友達が「ハスキーって頭悪いんでしょ?」って言ってきたことがある。失礼な話だけど、まあ分からなくもない。しつけはマジで大変だった。「お座り」を覚えるのに3ヶ月かかったし、「待て」に至っては半年。でもこれ、頭が悪いんじゃなくて頑固なだけなんだよね。自分の意思がはっきりしてるというか。やりたくないことは絶対やらない。犬種別知能ランキングみたいなので下位にいるけど、あれは「従順さ」のランキングであって「賢さ」じゃないと思う。

抜け毛の量は想像の3倍だった。いや、5倍かもしれない。

換毛期になると、リビングが雪景色になる。掃除機を毎日かけても追いつかない。コロコロは1週間で1本使い切る。服は全部毛だらけ。黒いパンツなんて履けない。一度、取引先との商談に行く途中で鏡を見たら、スーツが毛まみれで冷や汗かいた。それ以来、玄関に粘着ローラーを常備してる。

運動量はハンパない。毎朝6時に散歩、夕方にもう一回。それぞれ最低1時間。休日は近くのドッグランに連れて行く。それでも家の中でソワソワしてることがある。エネルギーが有り余ってるんだろうな。昔、忙しくて散歩をサボった日があって、その夜にソファのクッションを破壊された。中の綿が部屋中に散らばって、まるで爆発現場みたいだった。

性格は本当に個体差が大きい。うちの子は人見知りしないタイプで、誰にでも尻尾振って近づいていく。でも友人のハスキーは警戒心が強くて、慣れるまで時間がかかるらしい。共通してるのは独立心の強さ。ベタベタ甘えてくるタイプじゃない。猫っぽいって言われることもある。呼んでも来ないときは本当に来ない。気が向いたら来る。この距離感が好きな人にはたまらないと思う。

健康面で注意が必要なのは股関節形成不全と白内障。大型犬全般に言えることだけど、関節の病気は多い。あと、暑さに弱いから熱中症のリスクも高い。夏場の散歩は早朝と夜限定。日中はエアコン必須。電気代はかなり上がった。覚悟はしてたけど、実際の請求書を見るとちょっとビビる。

ちなみに、ハスキーを飼い始めてから「タロとジロ」の話をされる回数が異常に増えた。南極観測隊のあれ。もう何回聞いたか分からない。「ハスキーって南極にいたやつだよね?」って。うん、そうだよ。でも正確には樺太犬で、シベリアンハスキーとは別物なんだけど…って説明するのも面倒になってきて、最近は「そうそう」って適当に流してる。

食事の好みもはっきりしてる。気に入らないドッグフードは絶対食べない。最初に買った「プレミアムドッグフーズ・エクセレント」っていう高級フード、一口も食べずに放置された。3キロ入りで5000円くらいしたのに。結局、色々試して今のフードに落ち着いたけど、あの無駄金は今でも悔しい。

飼うのは大変。正直に言うと、想像の10倍くらい大変。時間も金もかかる。自由も減る。旅行も気軽に行けなくなる。

でもあの青い目で見つめられると、全部どうでもよくなるんだよな。不思議と。
#ハスキー犬
#犬好きな人と繋がりたい
#わんこと遊ぶ
#友達と休日
#犬のいる暮らし
#ハスキーのいる生活
#犬とお出かけ
#もふもふ時間
#仲良しグループ
#癒しのひととき
#日刊ブログメーカー

コメント

タイトルとURLをコピーしました