
うちのハスキーは朝6時になると勝手に起きる。
カーテンの隙間から差し込む光が床を這い始めると、あいつは決まって俺の顔を前脚でぺちぺち叩いてくる。目覚まし時計より正確で、しかも容赦がない。二度寝なんて概念、この犬の辞書には存在しないらしい。仕方なく起き上がって、リードを手に取ると、もう玄関の前で尻尾をぶんぶん振ってる。その勢いで壁に尻尾ぶつけてるのに、本人は全く気にしてない様子なのが面白い。
外に出ると、5月の朝特有のひんやりした空気が肌に触れる。でもすぐに太陽が昇ってきて、アスファルトが温まり始める感じ。この時間帯の光って妙に優しくて、街路樹の影が長く伸びて、なんていうか、映画のワンシーンみたいになるんだよね。
ハスキーってさ、散歩中の表情が本当に楽しそうで、見てるこっちまで気分が上がってくる。耳をぴんと立てて、鼻をひくひくさせながら、何かを探してる。多分、昨日の夜に通った野良猫の匂いとか、誰かが落としたパンくずとか、そういうのを全力で追跡してるんだと思う。俺には全然わからない世界。
近所の公園まで歩くルートがお気に入りで、途中に「ブルースカイベーカリー」っていう小さなパン屋がある。朝7時から営業してて、店の前を通るとバターとイーストの匂いが漂ってくる。あの匂い、本当にずるいと思う。ダイエット中なのに、毎回誘惑されてる…だけど。
公園に着くと、いつもの広場でリードを少し長めに持って歩かせる。ハスキーは草むらに顔を突っ込んだり、木の根元の匂いを嗅いだり、とにかく忙しそうにしてる。で、ふと立ち止まって遠くを見つめる瞬間があるんだけど、あれ何考えてるんだろうな。
前に一度だけ、散歩中にリードを手から滑らせたことがある。一瞬の油断だった。ハスキーは猛ダッシュで走り出して、俺は必死で追いかけたんだけど、あいつの脚力には勝てなくて。結局、50メートルくらい先で立ち止まって、振り返ってこっちを見てた。「遅いな」みたいな顔で。あの時は本気で焦ったし、近所の人にも心配されたし、恥ずかしかった。今はリードを二重に巻きつけて持ってる。
天気がいい日の散歩って、なんか人生が整理される感じがする。別に何か問題が解決するわけじゃないんだけど、歩いてるだけで頭の中がクリアになるというか。仕事のこととか、人間関係のこととか、ぐちゃぐちゃ考えてたことが、どうでもよくなってくる。
ハスキーの毛並みって、太陽の下で見るとグレーと白のグラデーションが綺麗で、触るとふわふわしてて気持ちいい。換毛期は地獄だけど。部屋中が毛だらけになって、掃除機かけても追いつかない。洗濯物にも付くし、コーヒーカップの中に浮いてたこともある。それでも、散歩してる時のあの嬉しそうな顔見ると、まあいいかってなる。
帰り道、公園の出口あたりで同じくらいの時間に散歩してる柴犬と飼い主さんに会う。お互い軽く会釈して、犬同士は匂いを嗅ぎ合う。人間の挨拶より犬の挨拶の方がよっぽど丁寧で時間かけてる気がする。
家に戻ると、ハスキーは水をがぶがぶ飲んで、リビングの定位置にどさっと横になる。満足げな表情で、すぐに目を閉じ始める。俺はコーヒーを淹れて、ベランダに出て一息つく。
散歩から帰ってきた後の静けさが好きだ。さっきまで外で感じてた風とか、光とか、犬の息遣いとか、そういうのが体に残ってる感じ。
毎朝同じことの繰り返しなんだけど、飽きないんだよな。多分、ハスキーが楽しそうだから、こっちも楽しくなるんだと思う。犬を飼うって、こういうことなのかもしれない。
明日もまた6時に起こされるんだろうな。
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