
朝7時前、玄関のドアを開けた瞬間にルナが飛び出していった。
このハスキー犬を飼い始めて3年になるんだけど、散歩の時間になると毎回こうなる。リードを引っ張る力が尋常じゃなくて、最初の頃は何度も転びそうになった。今朝もいい天気で、空気がひんやりしてて気持ちいい。秋口のこの感じ、好きなんだよね。日差しはもう暖かいのに風は冷たくて、ルナの息が白く見える。
近所の公園まで歩くと、同じように犬を連れた人たちが何人かいる。ハスキーって本当に目立つ。柴犬やトイプードルが多い中で、うちのルナはひときわデカい。しかも歩き方が妙に堂々としてて、なんか偉そうなんだよな。通りすがりの小学生に「オオカミみたい!」って言われることもあるし、たまに「触っていいですか」って声をかけられる。ルナは人懐っこいから尻尾振りまくって喜ぶんだけど、その勢いで子供が倒されそうになったことがあって、それ以来ちょっと警戒してる。
公園の芝生エリアに着くと、ルナは匂いを嗅ぎ始める。
鼻をクンクンさせながら、何かを探してる。犬って散歩中の8割くらいは匂い嗅いでる気がする。で、気に入った場所を見つけると、そこでゴロンと転がるんだよね。今日も案の定、日当たりのいい芝生の上で仰向けになって、足をバタバタさせてる。通行人が笑いながら見てるけど、もう慣れた。恥ずかしいとかじゃなくて、「ああ、またやってるな」って感じ。ルナが満足そうな顔してると、こっちまで嬉しくなってくる不思議。
そういえば先週、散歩中に変なもの拾い食いしそうになって焦った。
道端に落ちてた何かの食べ物の残りに突進していって、慌てて引っ張ったら首輪が外れかけて。あの時は本気で冷や汗かいた。ハスキーって好奇心旺盛すぎるんだよ。何でも口に入れようとするし、リスとか見つけたら猛ダッシュするし。力も強いから、油断すると本当に危ない。友達が「ハスキー飼うの大変そう」ってよく言うけど、まあ確かに大変。でも、それ以上に楽しいことの方が多いかな。
ベンチに座って一息ついてると、ルナが隣に座ってきた。というか、無理やり膝の上に乗ろうとしてくる。体重20キロ超えてるのに、自分が小型犬だと思ってるフシがある。「重いって」って言いながらも、結局頭を撫でてやる。毛がふわふわで、触ってると落ち着くんだよね。太陽の光を浴びて、ほんのり温かい。
この時間帯の公園って、なんか特別な感じがする。
朝の光が斜めに差し込んで、木々の影が長く伸びてる。鳥の声もよく聞こえるし、遠くで誰かがラジオ体操してる音も聞こえる。平日だから人も少なくて、静か。都会の真ん中なのに、こういう瞬間だけは時間が止まってるみたいに感じる。ルナも落ち着いてきたのか、さっきまでの興奮が嘘みたいに大人しくなってる。
前に飼ってた犬のことを思い出した。雑種の中型犬で、名前はマロン。15年一緒にいて、看取った時は本当に辛かった。もう犬は飼わないって決めてたんだけど、ペットショップの前を通りかかった時に、ガラス越しにこっちを見てたハスキーの子犬がいて。あの青い瞳に見つめられたら、もうダメだった。衝動買いに近い形で家に連れて帰って、最初の1週間は「本当に飼えるのか」って不安だらけだったけど…まあ、なんとかなるもんだね。
帰り道、ルナはまた全力で引っ張り始めた。
家に帰りたくないのか、それとも別の場所に行きたいのか。犬の考えてることって、本当によくわからない。「もうちょっとだけ」って感じで、いつもと違う道を選んでみる。住宅街の細い路地を抜けると、小さな花屋があって、店先にパンジーが並んでた。紫と黄色の花びらが朝日に照らされて綺麗だったから、思わず立ち止まる。ルナも一緒に花を見てる。見てるのか、匂い嗅いでるだけなのか、わかんないけど。
結局、家に着いたのは8時過ぎだった。玄関でリードを外すと、ルナは水を飲んでから自分のベッドに直行。さっきまでのハイテンションはどこへやら、もう爆睡してる。こっちはこれから仕事なのに、なんか羨ましい。
散歩って、犬のためだけじゃないんだよね。自分のためでもある。毎朝この時間に外に出ることで、生活のリズムができるし、季節の移り変わりも感じられる。ルナがいなかったら、こんな早起きしてなかっただろうし、公園に行くこともなかった。
明日もまた、同じ時間に玄関で待ってるんだろうな。
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