ハスキー犬を連れてきた友人が、予想外に大変なことになった日

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友人がハスキー犬を連れてきた。

正確には3匹。リビングが一気に動物園みたいになって、私の飼ってる猫が押し入れの奥に逃げ込んだのが午後2時過ぎ。「ちょっとだけ寄っていい?」って連絡が来たのは昼前だったから、まさかこんな大所帯で来るとは思わなかった。玄関開けた瞬間、白とグレーのもふもふが3頭、尻尾振りながら突進してきて、私のお気に入りだったスリッパが秒で破壊された。

一番大きいのが「ユーリ」って名前らしい。友人のタカシが「おとなしいから大丈夫」とか言ってたけど、ソファの上に飛び乗った瞬間にクッションが吹っ飛んで、テーブルの上のコーヒーカップが危うく転がりそうになった。おとなしい…?

リビングの窓を全開にしたんだけど、春先の生ぬるい風が入ってきて、それでもハスキーたちの体温で部屋の温度がじわじわ上がっていく感じがした。犬の匂いって独特だよね。獣臭いっていうか、でも嫌な感じじゃなくて、なんか野性的というか。タカシの他にもう2人友人が来てて、みんなでハスキーたちを撫でまわしてたら、犬の毛が宙を舞い始めて、日差しに照らされてキラキラしてた。あれ、絶対あとで掃除機かけるの大変なやつだ。

中くらいのサイズの子が私の膝に顔を乗せてきて、その重さがずっしりと伝わってくる。ハスキーの目って本当に青いんだなって思った。写真で見るのと実物は全然違う。吸い込まれそうな透明感があって、でもどこか遠くを見てるような、不思議な目をしてる。「この子、名前なんていうの?」って聞いたら、「ミルコ」だって。ミルコ、お前重いよ…って心の中で思いながらも、その温かさが妙に心地よくて動けなくなった。

そういえば去年の夏、海に行ったときのこと思い出した。全然関係ないんだけど。あのとき泊まった民宿の名前が「ブルーウェーブ荘」っていって、やたら昭和っぽい名前だなって友人たちと笑ってたんだよね。そこの看板犬がシェパードで、これまた人懐っこくて。犬って種類によって全然性格違うんだなって、そのとき初めて実感した。ハスキーはもっと野性味があるというか、狼に近い感じがする。

3匹目の一番小さい子が、さっきからずっとキッチンの方をうろうろしてる。「お腹空いてるのかな」ってタカシの友人のユウコが言って、持ってきた犬用のおやつを取り出した。袋を開けた瞬間、3匹とも一斉にこっちを向いて、耳がピンと立った。その統率された動きが面白くて、みんなで笑った。おやつをもらう順番待ちしてる姿が意外と行儀よくて、「躾できてるじゃん」って言ったら、タカシが「いや、食べ物の前だけだから」って苦笑いしてた。

庭に出してみることにした。うちの庭、そんなに広くないんだけど。ハスキーたちは解放された瞬間、全力で走り回り始めて、芝生の上を縦横無尽に駆け抜けていく。その速さ、本当に尋常じゃない。私たちは縁側に座って、ただそれを眺めてた。風が吹くたびに犬たちの毛がなびいて、時々立ち止まって空気の匂いを嗅いでる姿が、なんだか映画のワンシーンみたいだった。

ユーリが突然、庭の隅に植えてあるラベンダーの近くで立ち止まった。鼻をひくひくさせて、それから前足で地面を掘り始める。「あ、やばい」ってタカシが慌てて止めに入ったけど、もう遅くて。ラベンダーの根元が少し掘り返されてた。まあ、いいけど。春だしまた育つでしょ、たぶん。

午後4時を回った頃、ハスキーたちがようやく疲れたのか、庭の木陰で横になり始めた。舌を出してハアハア息をしてる。給水ボウルを3つ並べて水をあげたら、ものすごい勢いで飲み干して、そのあとまた横になった。私たちもなんとなく疲れて、縁側でぼーっとしてた。誰も喋らない時間が流れて、犬の荒い息遣いと、遠くで鳴いてる鳥の声だけが聞こえる。

結局、友人たちは夕方6時過ぎまでいた。帰り際、玄関で靴を履きながらタカシが「また連れてきていい?」って聞いてきて、私は曖昧に笑った。部屋中に散らばった犬の毛を見ながら、掃除機のコードを引っ張り出す。猫はまだ押し入れから出てこない。

ハスキー犬、可愛いけどね。エネルギーの塊みたいな生き物だなって思った。また来るのかな、あいつら。
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