
うちにハスキーが来たのは去年の秋だった。
名前はボリス。ペットショップのお兄さんが「ハスキーは運動量が多いですよ」って言ってたのは覚えてる。でもまあ、犬なんてどれも散歩するし、そんなに変わらないでしょって思ってた。完全に舐めてた。
最初の一週間は正直、可愛いだけで終わった。子犬特有のふわふわした毛並みと、あのオッドアイがたまらなくて、仕事から帰るたびにスマホで写真撮りまくってた。インスタに上げたら友達から「いいね」の嵐。調子に乗って毎日投稿してたら、だんだんネタ切れになってきて、今は月に一回くらいしか更新してない…けど。
食事に関しては、最初からプレミアムフードを選んだ。「ノルディックウルフ」っていうブランドで、一袋が結構な値段するんだけど、ハスキーは胃腸が敏感だって聞いてたから。実際、安いフードに切り替えようとしたとき、見事に下痢した。深夜2時に部屋中を掃除する羽目になって、あの匂いは今でも思い出したくない。それ以来、ケチるのはやめた。あと水。これが意外と盲点で、ハスキーはめちゃくちゃ水を飲む。一日に何度もボウルを空にするから、自動給水器を買った。夏場なんて特にひどくて、朝出かける前に満タンにしても、昼休みに帰ったら空っぽになってることもある。
運動については、もう笑うしかない。最初は近所を30分くらい散歩すればいいかなって思ってたんだけど、全然足りない。ボリスは散歩から帰ってきても、まだ走り足りないって顔でこっちを見てくる。仕方なく週末は車で河川敷まで連れて行って、ロングリードで走らせてる。それでもまだエネルギーが余ってるのか、家に帰ると家具の角をガジガジかじってる。ソファの脚は既にボロボロ。
そういえば、この前スーパーで知らないおばさんに「ハスキー飼ってるの?大変でしょ」って声かけられた。どうやらうちの近所に住んでて、毎朝ボリスと散歩してるのを見かけてたらしい。「昔うちも飼ってたけど、夏が本当に大変だったわよ」って。その言葉の意味を、翌年の6月に痛感することになる。
抜け毛。これはもう、想像の10倍やばい。春と秋の換毛期になると、家中が毛だらけになる。掃除機を毎日かけても追いつかない。服にも付くし、料理にも混入する。一度、会社のデスクで資料めくってたら、同僚に「犬飼ってる?」って聞かれた。スーツに白い毛がびっしり付いてたらしい。恥ずかしかった。それからは粘着ローラーを玄関に常備して、出かける前に全身コロコロするようになった。朝の貴重な5分がローラーに消えていく。
温度管理も気をつけないといけない。ハスキーはもともと寒い地域の犬だから、日本の夏は地獄らしい。エアコンは24時間つけっぱなし。電気代が怖くて明細を見るのが憂鬱になった。設定温度は23度くらいにしてるんだけど、それでもボリスは床にべったり張り付いて、舌を出してハァハァ言ってる。冬は逆に元気すぎて、雪が降った日なんて狂ったように庭を走り回ってた。あの姿を見てると、やっぱりこの犬種は日本向きじゃないのかもって思う。
吠え声もなかなかのもの。ハスキーって「ウォーン」っていう独特の遠吠えをするんだけど、これが夜中に始まると近所迷惑すぎる。最初の頃は何に反応してるのかわからなくて困ったんだけど、どうやら救急車のサイレンに反応してるっぽい。うちの近くに大きな病院があるから、週に2、3回は遠吠えタイムが発生する。隣の住人には菓子折り持って謝りに行った。
健康面では、股関節に気をつけろって獣医に言われた。大型犬は股関節形成不全になりやすいらしくて、定期的にチェックが必要。あとは目の病気。白内障とか緑内障のリスクが高いって。病院代も馬鹿にならない。ペット保険には入ってるけど、それでも年間で結構な出費になる。
でも、朝起きたときにボリスが尻尾振って近寄ってくると、全部許せちゃうんだよね。不思議なもんで。散歩中に子供たちが「わー、ハスキーだ!」って駆け寄ってくるのも、ちょっと誇らしい。
飼う前に戻れるとしても、たぶんまた同じ選択をすると思う。もうちょっと覚悟を決めた上で、だけど。
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