ハスキーと行く遠距離ドライブ、出発前に知っておきたい大切なこと

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春の朝、まだ空気がひんやりと冷たい時間帯に、わたしは愛犬のハスキー犬・ユキオを後部座席に乗せて、車のエンジンをかけた。目的地は片道約350キロ先にある「北浦原高原」。友人夫婦が移住した場所で、ずっと遊びに行こうと約束していた場所だ。シベリアンハスキーと遠距離移動をするのは、これが初めてではない。でも、毎回あらためて気が引き締まる。

ハスキー犬は体が大きく、体力もある。だからこそ、長時間の車移動でもへっちゃらだろう、と思われがちだ。でも実際はそうでもない。
車は早く流れる景色やエンジンの振動、狭い空間など犬にとってストレスがかかりやすい場所
だということを、最初の遠出のとき身をもって知った。あのときのユキオは、出発して1時間もしないうちに後部座席でぐったりしてしまって、わたしはひたすら焦りながらSAに滑り込んだ。今思えば、準備が足りなかったのだ。

まず絶対に外せないのが、出発前のごはんのタイミング。
食事は車に乗る2〜3時間前に済ませ、さらに軽い運動やお散歩をしておくこと
が基本だ。満腹のまま乗せると揺れで気持ち悪くなりやすいし、逆に空腹すぎるのも自律神経に響く。
可能であれば、食事をとってから3〜6時間後の出発がベスト
だという。我が家では朝6時にごはんを済ませて、出発は9時過ぎ。これがいちばんしっくりくるリズムになっている。

乗車前には必ずトイレも済ませておく。
車の揺れによって普段より尿意が起こりやすくなるため、排泄を我慢させることが愛犬の身体への負担やストレスになる
。ユキオは出発前、いつもより少し長めに草の匂いを嗅いでいる。あの真剣な横顔を見るたびに、こちらも自然と「よし、行くか」という気持ちになる。

走り出してからは、
急発進・急ブレーキは避け、特に山道はカーブが多いのでできるだけゆっくり走る
ことを心がけている。ハスキーのような大型犬には、
後部座席や荷室に敷いて使えるドライブシートや犬用のシートベルトを使うと安心
だ。クレートに慣れているなら、
一番安全・安心なのはハードクレート
で、万が一の急ブレーキでも全身が守られる。

そして遠距離移動で特に大切なのが、こまめな休憩だ。
1時間半に1回は高速道路のドッグランで走らせてあげると、車の中では寝てくれやすくなる

高速道路のサービスエリアや道の駅では、ドッグランや水飲み場、トイレなどの愛犬用設備を設置するところも増えてきた
ので、事前にルートを調べておくと安心だ。ユキオはSAのドッグランで思いきり走ったあと、決まって後部座席で大の字になって眠る。その寝顔があまりにも堂々としていて、思わず笑ってしまう。

ちなみに以前、SAに着いてリードを付け忘れたままドアを開けそうになったことがある。ユキオが「行くよ!」という顔でこちらを見ていたので、心の中で「ちょっと待って」と慌ててリードを手に取った。大事には至らなかったけれど、あれ以来、降車前にリードの確認を習慣にしている。小さな失敗が、大切なことを教えてくれる。

人間にはさほど感じない車の芳香剤や消臭剤、ガソリンのニオイも、嗅覚に優れた犬にとっては強い刺激になる
。車内の香りには気をつけたい。我が家の車には芳香剤を一切置かないようにしていて、代わりに少し窓を開けて換気することにしている。冬の朝は外の空気が冷たくて、ユキオは鼻先をそこへ向けてすんすんと匂いを嗅ぐ。その仕草がなんとも愛おしい。

ハスキー犬はダブルコートで体温調節が得意な犬種だが、密閉された車内の温度上昇には注意が必要だ。
犬の適温の目安は21〜25℃で、クレートやキャリーの中は熱がこもりやすいため、愛犬の様子をこまめに確認し、車内の温度や空気の流れを調節する
ことが大切だ。特に春から夏にかけては、日差しが思った以上に強い。サンシェードを窓に貼るだけでも、体感温度がかなり変わる。

ドッグランやワンちゃん用の施設を利用するときには、1年以内の狂犬病予防接種証明書と混合ワクチン接種証明書が必要
だということも忘れずに。これを忘れると、せっかく立ち寄ったドッグランで遊ばせてあげられなくなる。わたしはユキオの接種証明書のコピーを車のグローブボックスに常備している。

遠距離移動は、準備が9割だとつくづく思う。ハスキー犬との旅は、その準備の手間すら愛おしい。北浦原高原に着いたとき、ユキオは車を降りた瞬間に広い草原へ向かって走り出した。朝の光が斜めに差し込んで、白と黒の毛並みがきらきらと輝いていた。その景色を見ながら、また来ようと思った。
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