いい天気の朝、ハスキー犬と歩いた道のことを忘れられない

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五月の朝は、どこかが違う。空の青さがひとつ段階を上がったような、光の粒が少しだけ細かくなったような。そんな感覚を毎年この季節になると思い出す。今年も同じだった。玄関のドアを開けた瞬間、頬にぬるい風が触れて、思わず目を細めた。

リードを手に取ると、ソラはもう玄関で待ち構えていた。
透き通るような美しい瞳
をこちらに向けて、しっぽを左右に振り続けている。ハスキー犬というのは、散歩の気配を察知する能力だけは天才的だと思う。靴紐を結んでいる最中からすでに鼻先で私の手をつついてくる。「ちょっと待って」と言ったところで、まったく聞かない。

近所の「緑ヶ丘公園通り」を抜けるのが、私たちのいつものルートだ。

サクサクと真っすぐ進んでいくタイプ
で、寄り道よりも前進を好む。ソラもそうで、足元の草のにおいを少し嗅いだかと思えば、もう次の角を曲がろうとしている。今日はいい天気で、舗道に木漏れ日が縞模様を作っていた。その光の縞の上を、ソラの白と灰色の毛並みが横切るたびに、なんとなく絵画みたいだと思った。

子どもの頃、近所に大きなハスキー犬を飼っているおじさんがいた。名前は確かジャック、という犬で、私は毎朝その犬が通るのを塀の隙間から覗いていた。あの頃はただ怖くて、でも目が離せなかった。あの感覚が今もどこかに残っていて、自分がハスキーと暮らし始めたとき、不思議な縁を感じた。

シベリアンハスキーはかつて極寒のシベリアでそり犬として何十キロもの距離を走ってきた歴史があり、その運動本能と体力は他犬種と比較しても突出している。
だから散歩は生活の中心であって、義務ではなく喜びであるべきだと、ソラと暮らして初めて実感した。

今日のソラは特に元気だった。

公園の入口を過ぎたあたりで、前方に柴犬の親子を見かけた瞬間、ソラは耳をピンと立てて速度を上げた。リードがぴんと張って、私の肩が引っ張られる。
急に引っ張られて転倒してしまうこともあり、注意が必要
とはよく言われることだが、今日は私のほうが踏ん張れた——辛うじて。心の中でひっそりと「危なかった」とつぶやいたのは、誰にも言わないでおこうと思う。

社交的な犬種とも言われるシベリアンハスキーは、他の犬と一緒に遊びながら散歩すると喜んでくれる。
柴犬の親子と少し並んで歩いたあと、ソラは満足したように鼻を地面に近づけ、においを嗅ぎながらゆっくり歩き始めた。そのリズムがちょうど私の歩幅と合って、しばらく無言のまま並んで進んだ。

五月の朝の空気には、草と土と、どこからか漂う金木犀に似た甘さが混じっていた。金木犀の季節ではないのに、なぜかそう感じる日がある。ソラの毛並みに触れると、外気をたっぷり吸い込んだ温もりがあって、それがやわらかくて心地よかった。

架空のアウトドアブランド「ノルドヴェント」のリードを使い始めてから、手への負担がずいぶん減った。革製の持ち手が手のひらにしっくりなじんで、長い散歩でも疲れにくい。こういう小さな道具の選択が、毎日の散歩の質を変えるのだと、最近しみじみ思う。

散歩を欠かすと、ストレスが溜まり、家の中で破壊行為を起こしたり、鳴き声が大きくなったりすることがある。また、適切な散歩により、犬と人間のコミュニケーションが深まり、絆が強まる。
それは知識として知っていたことだけど、実際にソラと毎朝歩くようになってから、私自身の気持ちも変わった。散歩が、犬のためだけじゃなくなった。

いい天気の朝に、ハスキー犬と歩く。ただそれだけのことが、こんなにも豊かな時間になるとは思っていなかった。ソラが前を向いて歩く後ろ姿を見ながら、今日もそう思う。
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