
ハスキー犬との散歩は、ただの運動時間ではない。それは毎朝繰り返される、小さくて確かな冒険だ。
結論から言ってしまうと、
シベリアンハスキーの散歩は1日1〜2時間、距離にして8〜10km程度が理想とされており、朝夕2回に分けてそれぞれ30分〜1時間ずつ歩かせることで、エネルギーをしっかり発散できる。
これだけ聞くと「大変そう」と感じるかもしれない。でも実際に一緒に歩き始めると、その大変さがいつのまにか「楽しみ」に変わっていく。今日はそんな体験を、少しだけ分けてもらいたいと思う。
わたしがハスキー犬を迎えたのは、ちょうど3年前の5月のことだった。近所の公園の桜がすっかり散って、新緑のにおいが風に混じり始めたころ。名前は「ノルド」。架空のアウトドアブランド「アークノルド」の広告で見た、雪原を走るハスキーのイメージそのままに、勝手につけてしまった名前だ。
最初の散歩は、正直なところ惨敗だった。リードを持つわたしの腕が、ノルドの引っ張る力でぐいっと前に出て、危うく転びそうになった。
ハスキーやマラミュートのようなそりを引きそうな犬種は、うっかりすると押し倒されることもある
と聞いてはいたけれど、実際に体験するとまったく次元が違う。あの朝の、自分が犬に散歩させられている感覚は今も忘れられない(どちらが飼い主なのかと、心の中で静かにツッコんだ)。
それでも、続けていくうちにわかってきたことがある。
シベリアンハスキーは活発な性格で運動量が豊富な犬種であり、散歩を欠かすとストレスが溜まり、家の中で破壊行為を起こしたり、鳴き声が大きくなったりすることがある。
つまり、散歩はノルドにとって「娯楽」ではなく「必需品」なのだ。それを理解してから、わたしの気持ちが変わった。義務感ではなく、「今日もこの子のために」という感覚で、玄関のドアを開けるようになった。
早朝6時、まだ空気が冷たくて、アスファルトが薄青く光っている時間帯。ノルドはリードを手に取る音だけで体全体を使って喜びを表現する。尻尾が振れるというより、お尻ごと左右に揺れている。その温かくてふわふわした体に触れると、眠気が一瞬で吹き飛ぶ。朝露に濡れた草のにおいが鼻をかすめて、鳥の声が遠くから届いてくる。こういう瞬間が、散歩を続ける理由になっている。
ハスキーはどんなに爆睡していても、「お散歩行く?」の一言でテンション爆上げになるほど散歩が大好きな犬種で、その底なしの体力に驚く飼い主も多い。
ノルドも例外ではない。雨の日も、風が強い日も、出かける前のあの興奮は変わらない。
散歩を楽しく続けるためのコツとして、わたしが実感しているのは「時間帯の選び方」と「ルーティンの工夫」だ。
暑さに弱いハスキー犬の散歩は、涼しい時間と場所を選ぶことが大切で、夏場は日陰を選んでアスファルトを避け、こまめな水分補給を心がけるべきだ。
夏の昼間に連れ出すのは、ノルドにとって本当につらい。逆に、早朝や夕暮れ時の散歩は、ハスキー犬が最も生き生きとする時間帯でもある。
シベリアンハスキーとの散歩は、犬の友だちがいるとさらに楽しくなる。社交的な犬種とも言われるシベリアンハスキーは、他の犬と一緒に遊びながら散歩すると喜んでくれるはずだ。
近所の公園でよく会うボーダーコリーのモカちゃんと並んで歩く日は、ノルドの足取りが明らかに軽くなる。犬同士の会話は言葉がなくても成立しているようで、その様子を見ているだけで、こちらまで心が軽くなる。
ハスキーの飼い方のコツは、「毎日完璧にこなそう」と思わず、一週間全体でバランスを取ること。平日は少し短めでも、週末にしっかりと運動時間を確保すれば、ハスキーも満足してくれるはずだ。
これはわたしにとって、かなり救いになった言葉だ。仕事が忙しい日に罪悪感を抱えながら短い散歩を終えても、週末に広い河川敷でたっぷり走らせれば、ノルドはちゃんと満足してくれる。
ハスキーを連れていると、犬を連れている人はもちろん、そうでない方たちとも話をする機会がたくさんあり、地域の人たちとの繋がりの大切さを実感できる。
ノルドのおかげで、3年間で近所の顔なじみが一気に増えた。毎朝すれ違うおじいさん、ベビーカーを押しながら声をかけてくれるお母さん。散歩は、わたし自身の世界も広げてくれた。
ハスキー犬との散歩は、決して簡単ではない。でも、夕暮れの橙色の光の中でノルドが満足そうに鼻を地面に近づけてクンクンしている姿を見ると、今日もこの子と歩けてよかったと、素直に思う。疲れた体と、少し温かくなった心を持って帰る道が、わたしは好きだ。
#ハスキー犬
#犬好きな人と繋がりたい
#わんこと遊ぶ
#友達と休日
#犬のいる暮らし
#ハスキーのいる生活
#犬とお出かけ
#もふもふ時間
#仲良しグループ
#癒しのひととき
#日刊ブログメーカー

コメント