
ハスキー犬と暮らし始めて気づいたことがある。朝の散歩は、ただの「運動」じゃない。もっと深いところで、自分の一日をつくる時間なのだ、と。
シベリアンハスキーは1日合計で60分〜120分、平均5km以上の散歩が推奨されている。
それを最初に聞いたとき、正直「多いな」と思った。でも今は、むしろ足りないと感じる日さえある。それくらい、ハスキーとの散歩は豊かな時間になっていた。
五月の早朝、午前六時前後の空気はまだ少しひんやりしている。アスファルトではなく、近所の「緑道・ノルテ川沿い」と勝手に呼んでいる小径を歩くのが、うちのルーティンだ。足元には朝露が残る草が揺れ、土の匂いと水の気配が混じり合う。ハスキーのルカはそのたびに鼻をぐっと地面に押しつけ、何かを確認してから歩き出す。その仕草がなんとも言えず好きで、私はいつもそこで立ち止まる。
クールな見た目とは裏腹の陽気で甘えん坊な性格、そのギャップがシベリアンハスキーの魅力だ。
外ではきりっとした顔つきで歩くくせに、家に帰るとすぐ私の足元に転がってくる。そのツンデレぶりに、毎回やられてしまう。
散歩を楽しくするためのコツ、と聞かれることが増えた。SNSでハスキー犬の投稿が人気を集め、「飼いたいけど散歩が不安」という声も多く目にする。だから少し、自分なりに整理してみようと思う。
まず大切なのは、時間帯の選択だ。
シベリアンハスキーは暑さに弱いため、夏場は涼しい時間帯に散歩をすることが重要だ。
これは本当に守ってほしい。子どもの頃、祖父が飼っていた犬を真夏の昼間に連れ出して、ぐったりさせてしまったことがある。あのときの後悔が、今でも散歩の時間を決める基準になっている。早朝か、夕暮れ後。それだけで、ハスキーの歩く顔が全然違う。
次に、リードの扱い方。
シベリアンハスキーは力が強く、引っ張り癖がついてしまうと散歩が大変になるため、子犬の時期からトレーニングをおこなうことが重要だ。
ルカも最初はぐいぐい引っ張って、私が転びそうになる日が何度もあった。リーダーウォークを意識し始めてから、少しずつ横に並んで歩けるようになった。ある朝、ふと気づいたらルカが自然と私の左隣に収まっていて、思わず声に出して「やったね」と言ってしまった。誰もいない早朝の川沿いで。
シベリアンハスキーとの散歩は、犬の友だちがいるとさらに楽しいかもしれない。社交的な犬種とも言われるシベリアンハスキーなので、他の犬と一緒に遊びながら散歩すると喜んでくれるはずだ。
実際、同じルートを歩くボーダーコリーのモカちゃんと出会ってから、ルカの散歩への意欲が明らかに上がった。モカちゃんが来ると、耳がぴんと立って、しっぽの振り方が変わる。そういう変化を見ているのが、飼い主としての密かな楽しみだ。
どんなに爆睡していても「お散歩行く?」の一言でテンション爆上げになる、それがハスキーの底なしの体力と散歩への愛情を物語っている。
ルカも同じで、リードを手に取った瞬間から玄関で飛び跳ねる。その重量感ある喜びに、毎朝引っ張られるようにして外に出る。
散歩は義務じゃない、と最近つくづく思う。
適切な散歩により、犬と人間のコミュニケーションが深まり、絆が強まる。
ルカと歩くたびに、私は少しずつ「犬の時間」の流れ方を覚えていく。立ち止まる場所、匂いを嗅ぐ草むら、決まって振り返る角。それは言葉のない会話で、積み重なるほどに深くなっていく。
五月の朝、光がやわらかく川面に落ちる時間。ルカの白と灰の毛が風にそよいで、青い瞳が横を向く。ただそれだけのことが、今日もまた、特別に見えた。
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