ハスキーと歩けば、それだけでいい。散歩がもっと楽しくなる5つのコツ

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ハスキー犬と一緒に暮らしはじめて気づいたことがある。この犬は、散歩に行くと決まった瞬間から、もう別の生き物になる。

玄関でリードを手に取るだけで、あの大きな体がぐるんと回転して、尻尾が左右に激しく揺れる。まだ靴も履いていないのに、だ。
散歩に行きたくてたまらないハスキーが、独特の鳴き声で訴えかけてくる
——そんな光景が、毎朝繰り返される。うちのユキ(3歳のシベリアンハスキー、オス)も例外ではない。

結論から言おう。ハスキー犬との散歩は、ちょっとしたコツさえ押さえれば、飼い主にとっても犬にとっても最高の時間になる。逆に言えば、コツを知らないまま歩き続けると、毎日が綱引き大会になってしまう。それは経験済みだ。

5月の朝、6時ごろの空気はまだ少しひんやりしていて、アスファルトも冷たい。近所の「緑ヶ丘公園通り」に差し掛かると、街路樹の葉が光を透かして、地面に細かい影をつくっていた。ユキはその影を一瞬だけ踏んで、また前を向く。鼻を地面に近づけながら、何かを確かめるように歩く。あの仕草が好きで、つい立ち止まって見てしまう。

毎日の散歩がシベリアンハスキーのストレス発散につながる。散歩を欠かすと、ストレスが溜まり、家の中で破壊行為を起こしたり、鳴き声が大きくなったりすることがある
——これは本当のことで、うちも散歩をサボった翌日はクッションの角が少し削れていた。見て見ぬふりをしたけれど。

コツの一つ目は、**時間帯を固定すること**だ。
シベリアンハスキーは暑さに弱いため、夏場は涼しい時間帯に散歩をする
のが鉄則。朝早めか、日が傾いてから。真夏の昼間にアスファルトを歩かせるのは、足の裏にとって拷問に近い。5月でも、日差しが強い日はすでに地面が熱を持っている。

二つ目は、**引っ張り癖への対処**だ。
散歩中にリードを引っ張られたら、一度立ち止まって、歩くペースを合わせるようにしつけましょう
——これが地味に効く。止まる。待つ。また歩く。最初の1週間はひたすらこの繰り返しで、正直「これ意味あるのか」と思っていた。でも2週目あたりから、ユキが少しだけ後ろを振り返るようになった。飼い主を確認する、あの小さな仕草。それが変化の始まりだった。

シベリアンハスキーは1日2回、1回1時間以上の散歩時間を確保するのが理想とされている
。これを聞いて「1時間!?」と思った人は、おそらくまだハスキーを飼っていない人だ。飼ってみると、1時間では足りないと感じる日の方が多い。
とにかくスタミナがあるので、飼い主が先にへばってしまうこともある
。実際、先週の土曜日、70分歩いた帰り道、ユキはまだ鼻をひくひくさせて元気いっぱいだったのに、わたしは「ペットグッズ専門店・ノルディカ」で買ったウォーターボトルを飲み干していた。

三つ目のコツは、**コースに変化をつけること**。同じ道を毎日歩くと、犬も人も少しずつ飽きてくる。週に一度でいいから、知らない路地や公園を選んでみる。ユキは初めての場所では耳をピンと立てて、全身で情報を受け取ろうとする。その集中した横顔が、オオカミみたいで少しだけ怖くて、でも美しい。

オオカミのようなワイルドな顔立ちなのに、陽気でフレンドリーで遊び好き。犬も人も大好きで、お散歩ですれ違う人や犬にしょっちゅうプレイバウのポーズで遊ぼ!と誘っている
——これがハスキーのギャップで、知っている人は知っている。知らない人はあの顔を見て、たいてい一歩引く。それがまた少し笑えるところでもある。

四つ目は、**「待て」の徹底**。
「ステイ(待て)!」「ターン(戻れ)!」「サイド(横にいて)!」を覚えておけば、事故を防ぐことができる
。特に交差点では必ず止まる。これだけで、散歩の安心感がまるで違う。子どもの頃、近所の公園でリードを離した犬が走り去っていくのを見たことがある。飼い主さんが青い顔で追いかけていた光景が、今でも頭に残っている。だから、止まることだけは妥協しないようにしている。

五つ目は、**帰宅後のルーティン**を作ること。散歩から戻ったら、足を拭いて、水を飲ませて、少し落ち着く時間を与える。ユキはそのあと、必ずわたしの足元に来て、ごろんと横になる。重い。でも温かい。その体温が、なんとなく今日も一緒に歩けたという実感になる。

十分な運動とポジティブなしつけを心がければ、ハスキーは頼もしくて楽しい最高のパートナーになってくれる
。これは本当だと思う。コツを積み重ねた先に、ただ並んで歩くだけで満足できる朝がやってくる。ハスキー犬との散歩は、義務じゃなくて、習慣になって、いつのまにか一日の中心になっていた。
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