ハスキー犬ってどんな犬?その特徴は?一度会ったら忘れられない、雪と風の申し子

育てる

ALT

十月の終わり、朝晩の空気がひんやりと頬をなでるようになったころ、わたしは近所の公園でその犬と出会った。フェンスの向こうから、こちらをじっと見つめる青い瞳。オオカミのような精悍な顔立ちなのに、どこか切なそうで、「もう行っちゃうの?」とでも言いたそうな表情をしていた。それが、ハスキー犬との最初の記憶だ。

シベリアンハスキーは、オオカミのようなシャープな顔立ちと、筋肉質でたくましい体格が特徴的な犬種だ。
極寒のロシア・シベリア地方を原産とし、
寒さから体を守るためのふさふさで柔らかいダブルコートの被毛も、大きな特徴のひとつ。
その毛に触れると、しっとりと密度があって、まるで上質なウールのコートに手を沈めたような感触がある。冬の朝の光の中で見ると、白と黒の毛並みが静かに輝いて、息をのむほど美しい。

ハスキー犬ってどんな犬なのか、と聞かれたら、まず「見た目と中身のギャップが激しい犬」と答えるかもしれない。
その外見とは裏腹に、攻撃性は低く、友好的でおおらかな性格の持ち主。
仲間の犬たちだけでなく、人間とも一緒に生活し過酷な環境を生き抜いてきたため、群れを大切にする協調性に優れた性格をしている。
強面なのに、実は誰にでも尻尾を振ってしまうタイプ。番犬には向かない、と言われるのも、なんとなく納得がいく。

見た目の精悍さやクールな印象とは裏腹に、非常に個性的で感情表現が豊かな犬種だ。
家の中ではベッドを占領して枕を使いこなしながら熟睡し、外では颯爽と走り回る。
独特の顔の模様が印象的で、ワイルドな容姿を持つシベリアンハスキーは、オオカミのような精悍な顔立ちながら、性格は友好的で従順なところが魅力だ。

特徴は?と問われたとき、外見だけを語るのはもったいない。
シベリアンハスキーは持久力に優れ、日常的に多くの運動を必要とする。短時間の散歩だけではエネルギーを持て余しやすく、運動不足が続くと問題行動につながることもある。
かつてそり犬として雪原を何十キロも駆け抜けてきた血が、今も体の中に生きている。だから、広い公園を思いっきり走らせたとき、その姿はどこか別の時代の風景を連れてくるようだ。

子どものころ、祖父の家で飼っていた雑種犬が、雪の日だけ妙にはしゃいでいたのを思い出す。あの感じに近い、でもハスキーはもっと本格的に「雪が似合う」。
寒冷地方原産の犬種なので、日本の暑い夏がとても苦手。夏場はエアコンを活用して、快適に過ごせるよう環境を整える必要がある。
秋の公園でリードを持ちながら風を感じている飼い主さんの横で、ハスキーが鼻をひくつかせる光景は、どこか絵になる。

明るく前向きで、小さな失敗にはめげない。責任感が強く、自ら判断して行動を起こすことが多い一方、やや不器用な面も見られる。
この「やや不器用」という部分が、個人的にはいちばん愛しい。ある飼い主さんのブログに、ハスキーがソファから降りようとして盛大にずっこけた話が書いてあって、思わず声を出して笑ってしまった。あの精悍な顔で、である。

賢く自己主張も強いので、一度でもルールがぶれると「やっていい」と学習してしまう。家族全員で一貫性を持つことが大切だ。
しつけには根気がいる。それでも、「ノーザンライツ・ドッグスクール」(架空)のトレーナーが言っていた言葉が印象に残っている。「ハスキーは命令に従う犬じゃなくて、一緒に考える犬なんです」。その一言が、この犬種の本質を突いている気がした。

飼い主アンケートによると、ハスキーを迎えた家庭の約8割が「家族や他のペットともすぐに打ち解けた」と回答しており、多頭飼いや子どものいる家庭にも適しているという結果が出ている。
数字よりも、実際に暮らしている人たちの顔が想像できる。子どもの笑い声と、ハスキーの低い声が混じった、あたたかい室内の空気。

ハスキー犬は、一度その目を見たら忘れられない。青い瞳でも、琥珀色の瞳でも、左右で色の違うオッドアイでも——どれも等しく、こちらの心に何かを問いかけてくる。あの十月の朝、フェンス越しに出会ったあの子のことを、わたしはまだ時々思い出す。冷たい空気の中に、かすかに草の香りが混じっていた、あの朝のことを。
#ハスキー犬
#犬好きな人と繋がりたい
#わんこと遊ぶ
#友達と休日
#犬のいる暮らし
#ハスキーのいる生活
#犬とお出かけ
#もふもふ時間
#仲良しグループ
#癒しのひととき
#日刊ブログメーカー

コメント

タイトルとURLをコピーしました